昨年度延期になった110周年記念式典はコロナ禍で中止になりましたが、記念講演会は無事行うことができました。10月15日(金)、Zホールに全校生徒が集まり、講師の亀井尚(たかし)氏の講演を聴きました。亀井氏は1985年水沢高校を卒業後、東北大学医学部に進みました。卒業後は医師として外科分野で活躍され、現在は東北大学大学院消化器外科学分野教授、そして東北大学病院副病院長を務めています。
亀井氏からは、「日本における外科医療の現況と将来」という演題で講演をいただき、日本における現在の外科医療について、またこの先未来の外科医療についてスライドを用いてわかりやすく解説をいただきました。第一線で活躍されている亀井氏の話は非常に説得力がありました。また、コロナ禍のような苦境においても前向きの発想で生きることの大切さを生徒に語りかけました。生徒たちもそれぞれ目指す分野でリーダーとなるべく、大いに刺激をもらい今後の高校生活や進学先での切磋琢磨の気持ちも強くしたことと思います。亀井氏のような先輩方の後に続いて大志を抱いて未来に向かって飛躍していくことが水沢高校の伝統を引き継ぐということでしょう。
亀井先生ありがとうございました。


